「行者 寛明の石塔と寛明書の掛け軸について」 平井一雄
行者「寛明」について『とやま民俗№45』1994.6(平成 6 年)―村境の習俗・石造物・「行者さま」のこと―と『北陸石仏の会研究紀要第 7 号』2004.12(平成 16 年)―富山県東部に点在する行者「寛明」の石碑と...
行者「寛明」について『とやま民俗№45』1994.6(平成 6 年)―村境の習俗・石造物・「行者さま」のこと―と『北陸石仏の会研究紀要第 7 号』2004.12(平成 16 年)―富山県東部に点在する行者「寛明」の石碑と...
太田四つ角の道しるべの阿弥陀如来さま 尾田武雄 砺波太田の中心部に通称「太田の四つ角」がある。南北に現在の庄川と旧庄川の流路であった千保川の中にある...
はじめに 平成二十四年十月、故・ 久世嘉太郎氏の作品展が津幡町で開催された。絵画や仏像彫刻などの多彩な作品が並べられていた。その中で倶利伽羅三十三観音の押し絵や、それぞれの観音を詠んだ歌が目にとまった。押し絵とは久世氏の...
尾田武雄 はじめに 平成十年十月三日から十一月八日まで、砺波郷土資料館で富山県生涯学習フェステバル 実行委員会と共催して第二十二回郷土先人展「千体の石仏を刻んだ明治の石工森川栄次郎 展」が開かれた。主催は砺波郷土資料館・...
№1 石工名 種別 和暦 西暦 所在地 1 井波石工善太郎 石塔 延享元年 1741 砺波市三合新 2 井波石工善太良 地蔵 なし ー 砺波市芹谷千光寺 3 石工井波善太郎 葷酒塔 なし ー 砺波市芹谷千光寺 4 作井波...
越中・能登・加賀における中世における地蔵半跏像を求め歩いたが、氷見地方を中心とした富山県西部、能登半島それに白山麓にそれが多く展開していることがわかった。しかしそれらのほとんどが、顔面が削り取られ、錫杖、宝珠が取られてい...
富山県は真宗王国といわれ、西部には本願寺5世綽如上人が開いて井波別院瑞泉寺(真宗大谷派)があり、本願寺8世蓮如上人の開いた城端別院善徳寺(真宗大谷派)が構えており、また高岡市伏木古国府には、瑞泉寺と同じく蓮如上人が開いた...
№ 著書・論文 発行所 発行年 備考 著書 1 『安居年表(稿)』 斉藤善夫 昭和63年 2 『加賀藩末期の侍帳』 斉藤善夫 昭和64年 3 『高参寺和漢書分類目録』 乳子山高参寺 平成6年10月 4 『高参...
はじめに 砺波臣志留志は天平十九年(七四七)九月に米三千石を東大寺の大仏造営のために、施入に献じ無位より外従五位下になった。その後も東大寺に墾田百町を東大寺に献じたことにより外従五位上に叙され、宝亀元年(七七〇)には伊...